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いまの日本の政治

久しぶりにブログします。
テーマは喫緊の課題である日本の政治についていくつかの観点です。
1.国会
 今般、第213回通常国会が閉幕しましたが、大きな争点は「岸田内閣不信任決議案採択」と「議員の裏金問題解決策制定」等の採択です。
 何れも自民党による強行採決での採択で幕引きとなっていますが、果たしてこれで政治資金の使途や管理など、これまでブラックボックスとされていた課題は解決していくのでしょうか。
 何より、国民の代表による国民のための政治は行われているのでしょうか?
 どう見てもここ数カ月は、政治の停滞が起こっているとしか言わざるを得ません。

2.内閣支持率
 現在の岸田内閣の支持率は17%と、月日が経過する毎に低下しています。
 10人に1人強しか支持しない国の代表なんて有り得ませんし、総理大臣ご本人はこの低下を続ける数字をどうみておられるのかと思ってしまいます。
 一方、自民党政権への継続は46%と、横ばいとなっています。
 これらの数字を見ても、自民党政権は継続で良いけれど、総理大臣は今すぐに交代すべきというのが世論ではないでしょうか。

3.自民党の苦慮
 自民党の党内でも、先の内閣支持率を鑑みて衆議院解散総選挙、そして内閣改造と持っていきたいところでしょうが、ここ最近の全国各地での選挙をみても自民候補が敗れるといった事例もあり、このまま総選挙に持ち込めば自民党の議席数を減らすことは歴然としています。
 岸田総理大臣の任期は今年の9月と決められていますが、当初は今国会の終了後に総選挙の思惑もありましたが、現状、それまでの間に出来る限り内閣支持率を保持して自民党への逆風を改善することを優先とし、何とか岸田内閣で持たせたいというのが自民党幹部の思惑の様です。
 
4.国民目線では
 政治のしがらみや政党や派閥の駆け引きは抜きにして、国民本位の政治の復活・確立をして頂く事を国民は何よりも望んでいます。
 円高や物価高騰による生活苦、顕著な超少子高齢化社会に適応する社会福祉環境の改善。国際的な紛争や貿易問題、大規模自然災害による被害地復興や未然防止策など、山積する国民の生活に密着した環境改善を一刻も早く対処して欲しいものです。

5.これからどうなる
 おそらく自民党は先に記しました岸田総理の任期満了及び解散総選挙までに手を打ってくるでしょう。
 いま告示され選挙戦が繰り広げられている東京都知事選挙の結果を踏まえ、自民党は先に内閣改造を臨時的に行い解散総選挙に持ち込むのではと推測します。
 世論調査でも次の総裁候補者の名前が何人か挙がっております。
 どう見ても、人気とフレッシュなイメージでの総理大臣任命と組閣がされていくでしょう。
 賛否は抜きにして、満を期しての登板だと私は思います。
 そして、一刻も早く国民のための政治を動かせてください。
 時間がありませんから・・。