新型コロナウイルスの流行の第5波は収束に向かい、緊急事態宣言の解除による街の様子は賑わいを取り戻しつつあります。
今日は、コロナ感染の第5波収束について記させて頂きます。
第5波収束
9月末から、全国的に急激に新規感染者数は減少していきました。
新規感染者数の急減は以下のような要因で有ったと専門家は述べています。
➀ワクチン接種の進展
②病院、施設等でのクラスター減
③個人の感染対策強化
④外出抑制
ワクチン接種、政府・自治体からの注意喚起、個人の行動抑制などが重なり、新規感染者数の減少に効果が有ったと言えます。
しかしながら、それぞれの要素と効果の因果関係の解明はなされておらず、完全終息の安心へのつながりはまだまだと言えます。
なぜ、急減していったのかを更に詳しく、専門家の分析が必要だと思います。
波のサイクル
これまでの第5波までの発生サイクルは、言うまでもなく3か月〜4か月で新規感染者の増大が発生しています。
第5波の要因であった、インド由来のデルタ株も以前のウイルスに比べると非常に感染力が強いウイルスとして猛威を振るいました。
このコロナ感染は収束しておらず、今後、新たな新規感染者の増大に繋がる様なウイルスの発生が有るならば、感染力、影響力ともこれまで以上に強く、厄介な事態となり危機の増大となる恐れがあります。
過去の波のサイクルから言えば、11月末から12月ぐらいに増大する恐れがあるのではと予測できます。
海外ではまだ猛威
日本は収束に向かっておりますが、なかなか報道されない世界的にはまだまだ収束に向けた落ち着きとは言えず、特にお隣の中国や韓国では依然、新規感染者の増大が続いております。
日本も油断は禁物だと思います。
気を緩めず
第6波の感染抑制に向けては、これから季節的に風邪やインフルエンザ等の感染症が流行しやすい時期を迎えていきます。また、年末年始には、忘年会や新年会をはじめ、人が集まる機会が増えていき、感染の再拡大は懸念されます。
ここで、気を緩めず継続した注意と行動自粛は必要だと思いますし、私は第6波は襲ってくると思っております。
コロナ感染の完全終息に向け、一人一人がより一層の注意を払うようにしていきましょう。