猛威を振るってきた新型コロナウイルス感染は9月以降、小康状態を迎え、一旦の収束を迎えております。
果たして、コロナ感染はこれで終息に向かうのでしょうか・・・
収束したとはいえ、まだまだ感染者は続く
8月下旬の新規感染者数が一日約2万人であったものが、現在は一日数百人と大幅に減少しており、収束の状態を保持しております。
収束しているとは言え、全国で一日数百人単位の新規感染が発生していることから見ると、まだまだ安心できる状態ではないと言えます。
世の中は、緊急事態宣言や、蔓延防止措置が解除されたこともあり、これまでの自粛の我慢を開放するかのように外出や旅行、大勢での飲食などの行動をとられている方が多くみられます。
これまでのサイクルを思い出しましょう
2020年初頭からの全国的蔓延は、大規模発生〜小康〜大規模発生と繰り返し、周期は第5波大規模感染まで尾を引いてきました。
こうした流れから見ますと、また、いつ感染の波(第6波)が押し寄せてきても不思議ではないという事です。
ウイルスの根が絶たれた訳ではありません
この終息は、根本的にコロナウイルス撲滅に対して、何らかの対処がなされ減少したものではないと思います。
確かに、現在のワクチン接種は2次接種の進展がなされていますが、それが効果が無いという事ではなく、それは感染防止策であってウイルスを無くすための措置ではないのです。
行動自粛も感染者の減少に関しての関係性が有ると言えますが、どちらかといえばウイルスが自然減滅していったと言った見方もできます。
ならば、ウイルスは自然に増え、自然に減るという現象が繰り返されているのです。
予断は許さない状態
現在の収束状態で気を抜いてしまうと、また次の波がやってきます。
まだ終息した状態ではないのです。
次の新たな蔓延を未然に防ぐためにも、継続した自粛行動と3密を避け、うがいの励行などの自己管理が必要です。
インフルエンザとの関連
乾燥した冬の時期を迎えていこうとしています。
冬といえば風邪をひきやすい季節となるのですが、感染症で言うと「インフルエンザ」の蔓延が心配されます。
昨年のインフルエンザ感染は例年に比べ大幅な減少数の感染に留まりましたが、今年は猛威を振るう予測がなされています。
コロナより怖いインフルエンザ
同じウイルス感染症のコロナ感染とインフルエンザ感染ですが、感染力や人体に及ぼす影響や死亡者数から見ても、圧倒的にインフルエンザ感染の方が恐怖です。
2種混合のワクチンも開発されていっている様ですが・・・
コロナもインフルエンザもワクチン接種が一つの感染防止対策としてなされていますが、ワクチンに関しては様々なメリット・デメリットの意見が有る様に、全てが「良し」といえるものではないと思っています。
そのワクチンを2種類混合させるという事は、確かに一石二鳥という見方が出来ますが、仮にリスクが有るとするならば、それは2倍になるという事です。
冬の時代の「コロナ感染第6波」+「インフルエンザ感染」に注意
新型コロナウイルス感染も終息していない状態で、インフルエンザの時期を迎えていきます。
未然の対応という事では、これまで通り3密を避け、うがいの励行や行動の自粛は勿論の事、規則正しい生活リズムでビタミン接種や乳酸菌の摂取など、これまで以上の自己管理を薦めます。
お互いに気を付けて乗り切りましょう。。