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コロナ禍のしわ寄せ

 蔓延し続けた「コロナ禍」で、こんなところにしわ寄せとなり、非常に大きな問題が浮き彫りになってきています。

子どもの不登校
 2020年度に30日以上登校せず、不登校とみなされた小中学生は対前年度より8.2%多い19万6127人であったと発表されました。
 この数字は過去最多の数値で有り、コロナ禍における休校や行動自粛など、自宅で過ごす時間が多く生活リズムが乱れやすい状態であり、登校意欲が低下したものと指摘されています。


子どもの自殺
 同年度、小中高校から報告された児童生徒の自殺者は415人であり、自殺の背景として家庭不和や家庭での息苦しさらが原因であったのではと指摘されています。


コロナ禍制限の影響
 上記の通り、子どもの学校への不登校や自殺ともに、増加の原因として共通して挙げられるのは、コロナ禍においての生活リズムの変化に伴う精神的ダメージの増大てあったに違いないです。
 これまでの学校や地域・家庭において、楽しい学校行事に参加したり、伸び伸びと友達と過ごしたりしていた環境とは一転して、我慢できない「孤独」を感じる生活であっただろうと察します。
 コロナ禍の中、社会全体が「社会・経済の低迷」に目を向けすぎ、社会的弱者な立場の子どもたちへの対応が置き去りになってしまった結果だと思います。


「心のケア」
 現在、コロナ感染は収束し、緊急事態宣言や蔓延防止措置も解除され、通常の生活(登校)に戻っている様に見えますが、子どもたちへの「心のケア」が重要と考えます。
 子ども、一人一人に合った「ケア」と「フォロー」をしっかりと、学校や家庭で行っていかないとその課題は解消に向かわないと思います。


行政・校・家庭・地域が一体となって
 惨事や課題を撲滅していくためにも、行政・校・家庭・地域が一体となって、子育て環境の整備や、子どもの育みを注視し直し、社会全体のチーム一丸となっての対処を図る見直しを行って頂きたいと思います。
 子どもたち皆が、笑顔で毎日の生活が送れる様な「心が通い合える」社会の構築を期待します。