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京・中山家について

今日は京都の歴史のなかで、「京・中山家」について触れたいと思います。

京・中山家とは
 藤原北家支流にあたる公家・華族で、中山忠能の子、中山慶子が明治天皇を御産みになられた御生母の家です。
 幕末期に活躍された明治天皇の外祖父の一家と言えます。
 歴代の中には、大日本皇道立教会の初代会長の「中山忠英」や、大正天皇の養育掛となつた「中山忠能」、そして忠英の猶子となった「孫文(中山孫文)」などが居られた様です。
 
 歴史上では、あまり知られていない「京・中山家」ですが、過去の歴史の中で中枢的な存在と活躍をされてきた家系であることが学べます。


八咫烏の直属の五龍会との関わりも?
 皇統護持の役割を持つ、日本の世界最古の秘密結社「八咫烏」の中枢でもあると言われる「五龍会」のうち、中山忠英が黄龍会の会長であるとも言われています。

「五龍会」とは
 京都御所を中心(中央の麒麟)として、四神(北の玄武、南の朱雀、東の青龍、西の白虎)になぞられた5つの龍の会であり、決して表舞台には出てこない八咫烏に仕切られた組織だそうです。


 
京都御苑に中山邸跡
 京都御苑の北側中央付近の今出川通り近くに「中山邸跡」があり、この場所で明治天皇となられる孝明天皇の子、祐宮(さちのみや)が御産れになり、明治天皇の産屋や産湯で用いられた「祐の井」が現在も残されています。
明治天皇となられる祐宮は数年この場所で育てられた様です。

皆さんも、一度こうした歴史拠点を観に行かれては如何でしょう。