小松左京のSF原作「日本沈没」は、1973年に刊行されてから幾度となくドラマや映画など映像化されてきましたが、この度、小栗旬を主演に据え、TBS系日曜劇場として上映されていくことが発表されました。
今回のドラマの流れ
2023年の東京を舞台として、伊豆沖島の沈没から始まり関東が沈没していくまでをストーリーとして描かれたものです。
何故、このシリーズは続くのか・・
「日本沈没」は、地球科学の変動の起因による大規模地震や火山噴火などからの日本列島への影響を描かれたもので、現実味は?となると、なかなか値するものでは無いと思いますし、起こって欲しくもありません。
ただ、著者の小松左京氏は、どの様な立場から何を根拠にこの作品を原作し、後生の我々日本人に何を伝えて行きたかったのか。。日本列島の悲惨な映像をただ観ているだけでなく、その先やその裏を読むことが重要で有るのではないかと思います。
この原作が刊行された1973年以降、地球的な科学変動は起こり続けていますし、経験をしたことの無い大規模自然災害が頻発している昨今を観ると、先を見据えた警笛であり、減災に向けてその未然の備えをしていかなければならないと言う発信なのかも知れません。
日本列島に日本人が住めなくなる日が来るのか・・
どのシリーズの「日本沈没」を観ても、日本列島の壊滅や沈没がドラマ化されており、日本人が日本列島に住めなくなる様な事態が発生すると予言されている様な気もします。
昨今の異常的な大規模自然災害の例からしても、その前兆が表れているのかも知れません。
10月から上映されるドラマを観続け、先の予測と未然の備えを考えていきたいと思います。