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新内閣スタート

岸田新総裁誕生から、新内閣組閣、各副大臣・政務官の任命が終わり、いよいよ「岸田新内閣」のスタートとなります。
今日は、岸田新内閣に対して想う事を記してみます。


岸田首相について
 混乱の自民党総裁選挙を勝ち抜き、新首相となられた「岸田 文雄」総理は、総裁選の下馬評を覆し、見事、念願の総理総裁になられました。
 が、海外の各国首脳の評価は残念ながら低く、先ず、今後の国際的交流や交渉において不利が生じていく可能性が有ると見方されています。
 また、選任記者会見においても、「全員野球」での岸田カラーを出そうと、様々な観点からの方針説明をされていましたが、抽象的過ぎる政策方針が多く、惹きつけられる点は薄かったように感じます。


新内閣の組閣
 新内閣は、前大臣からの継続8名、新規大臣13名の顔ぶれとなりましたが、一部の、何故?と思う人事に疑問を呈します。
 全ての人事が岸田総裁の意向なのか?、各会派を気遣った配慮なのか?、誰かが裏で指示した人選なのか?、いろいろと考えてしまいます。
 いずれにしても、新しさが感じられず、横やりを入れられやすい人事体質には違いなく、無難な船出を願いたいと思います。


内閣支持率
 岸田新内閣の支持率は、報道各社の調査によれば、平均した支持率が52.9%となっている一方、平均した不支持率は27%と高く、支持・不支持のバランスから観れば、過去の新内閣発足時の支持率バランスでも悪い方に含まれる数値となっています。


国民受けする起爆剤を
 岸田新内閣、国内外からの支持や人気は誰もが想定していたのより低く、来る衆議院解散総選挙への影響や、内閣船出への影響が危惧されています。
 いろいろな観点での改革を目指しておられるのでしょうが、コロナ禍を含め、非常に厳しい環境下での暮らしを続ける国民に対して、起爆剤となるような施策を速やかに講じていくことが、新内閣の延命に繋がっていくと思います。


「国民の生命と財産を護り、国民に分かり易い政治の実現」を期待しています。