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論戦始まる

第49回衆議院選挙が昨日公示されました。
12日間の論戦が繰り拡げられます。
今日は、衆議院選挙と国政について少し記したいと思います。

岸田内閣の信
 今回の選挙の争点の一つ、岸田新内閣の民意が問われます。
新内閣が発足して間がないため、岸田内閣の評価をする事は難しく、岸田総理の初心表明や内閣の顔ぶれや、これまでの自民党一党政権を評価し、審判されるというのが見方でしょう。
岸田総理は今回の選挙は「未来選択選挙」と位置付けておられるそうですが、キーワードにこだわり過ぎられている感がします。


選挙の争点は
 先ずは、コロナ感染対応になると思いますし、感染防止と国民の不安の払拭と、冷え込んだ経済の立て直し等が優先される争点だと思います。
 そうした中でも前回のブログでも記させて頂いている様に、社会的弱者への対応の中でも、「不登校対策・自殺防止対策」など、「親の子育て、教育現場での子どもの育成、地域における子どもたちへの見守り」など、家庭を中心とする子どもの生活環境の見直しや学校教育の在り方への対処を優先の一つとして政策論戦をくり拡げて欲しいものです。


政治の力
 言うまでもなく、国や地方自治体は政治の力で動いています。
私たちはその政治力で左右されて整えられた環境のなかで生活しているのです。
しかしながら、本当に全ての事柄が政治の力だけでコントロールされているのでしょうか。
私はそう思いません。
世の中には、政治の力でもコントロール出来ない事項が沢山存在するものと思っています。
そのコントロール出来ない事案に乗っかかり、流されている部分が多いと思いますし、国民はそうした事実を知っていくことが重要だと思います。


私の実感
 そうした世の中の見えない力の存在と真実を知れば知るほど、日本をはじめ世界がコントロールされている実態のなかで、選挙において政治や経済などに対する政策を並べても限界があると認識しています。
私は、8年間地方議員を経験させて頂きましたが、こうした事実を知ることにより、極めて小さなステージで活動していたのだなと感じています。


事実に即した政治の実現を
 国会議員が何人集まって解決できない事象が有るわけで、選挙に立候補されている方がどれだけそうした真実を知ったうえで政治活動をしようとされているのか知りませんが、国をコントロールするのではなく、国の運営を任されると言った観点での政治活動、即ち、今回の選挙戦を論戦して欲しいものです。
 耳障りの良い政策を並べるよりも、そうした事実に基づいた政治運営を目指す政策の方が、今の世界の実態に即していると思います。


投票に行きましょう
 国民の皆さんは有権者なのですから、31日の投票日には『投票』に行きましょう。
ご都合のつかない方は、事前投票を済ませしよう。
投票される際に大事なのは、政党支持とか、候補者を知っているからとか、薦められているからだけではなく、候補者本人の人柄・経歴・掲げられている政策をしっかりと見極め、自分たちの地域から国政へ代表として送り出すリーダーを選択するのだといった気持での一票を投じて頂きたいと思います。
 自分の訴えたいことや答弁が、カンペを見ないと発言できない様な候補者や政治家はブーだと思います。
ぜひ、良く見極められた上でのご判断を。。